前の記事の続きです。
重要なことは3つ
今も10年前も変わらない、ネットショップを軌道に乗せ、成功させるために必要なことは、たったの3つです。
- ①何を売るかきめる
- ②他店と差別化できるか
- ③運用するリソースはあるか
①何を売るかきめる
まずは①の「何を売るか決める」から解説していきます。
ニーズを探せ
まず一番最初に考えなければならないことです。
みなさん勘違いしていますが、斬新な新しい商品やサービスが売れるわけではありません。いくら斬新でも需要がない商品(サービス)は売れないのです。
商品が先ではなく、ニーズを先に把握してください。かっこよくなりたい、かわいくなりたい、楽したい、モテたい、頭がよくなりたい、強くなりたい、そうしたニーズを満たすことができる商品を探すのです。
過去の失敗
過去に僕は、別の会社で日本初のサービスを立ち上げたことがあります。家族向けのクラウドサービスです。日本初、いや、世界初だったかもしれません。家族のスケジュールが一目で確認でき、家族の記念日や誕生日をアラートで通知します。ペットもメンバーに加えることができます。メンバーごとに権限管理ができ、スケジュールだけではなく、日記やメモをカテゴライズしてタグ付け、横断検索ができるなど、機能的に非常に優れたサービスでした。
Evernoteがマネタイズに四苦八苦していたころです。Evernoteより機能的に優れているといっても過言ではありませんでした。
僕たちは近い将来の大成功を夢見ていました。
高揚感に包まれながら、プレスリリースを打ち、プロモーションを開始しました。
しかし、ユーザー数は一向に増えません。日本初の斬新なサービスです。無料です。なのにユーザーが集まりません。マネタイズもできません。何をやっても好転しません。僕たちは頭を抱え込んでしまいました。
結局、そのサービスは関連会社に売却し、僕らは手を引きました。
なぜ失敗したのか
なぜこのサービスは失敗したのか。
僕らが出した答えは「ニーズがなかったから」です。
毎日顔を合わせて、コミュニケーションする家族には、共通のメモや日記、事前に確認しなければならない日程、それを個別に通知するリマインダなど、そんなものは不要だったのです。
(食卓に座っている、目の前の子供に向かって、「明日のスジュールをクラウドで確認しなさい」と言うでしょうか?「明日は8時にお出かけだよ!」と言うはずです。)
僕たちは手痛い失敗をして、商品(サービス)を「必要としている人に届ける」という、あたりまえのことを学んだのです。
億万長者のビジネスの原則とは
まずは、あなたが売る商品が本当にニーズがあるものなのか、ニーズを満たすものなのか、考えることが重要です。
アメリカの億万長者で、起業家のグレン・スターンズは、彼のビジネスの原則を、とあるTV番組で語ったことがあります。それは、
「何かを欲しがっている人を見つけてから、その人が欲しがっているものを見つけて売る」
というものでした。彼はこの原則を貫き、成功を収めました。
売るものが最初から決まっている場合
とはいえ、一から商品を選べる人は稀で、たいがいは自社製品を売らなければならない、という状況でしょう。
「会社の方針で、うちの製品をインターネットで直売することになったから、お前やってみろ。」
そんな感じで丸投げされた、哀れな担当者は頭を悩ませることになります。
どうすれば売れるのかを考えるしかありません。それはとりもなおさず「売れる仕組み(ビジネスモデル)」の構築であり、マーケティングの本質です。
マーケッターの腕の見せ所です。
頑張りましょう(笑)
ともあれ、何を売るかは決まりました。
まとめ
- ニーズを把握する
- ニーズを満たす商品を探す
- ニーズがなければ売れない
- 売るものが最初から決まっている場合は諦める
次の記事では「ネットショップを始める前に知っておくべきたった3つの重要なこと その2 【差別化】」を解説します。




