ネットショップは非対面での売買ですから、現金手渡しのような支払い方法は使えません。
これからネットショップを始めようという方が、これまでインターネットの通信販売を利用したことがないということはないと思いますが、2024年時点で、ネットショッピングで主流の決済方法、これさえ押さえておけば、決済方法の不足によるかご落ちはありませんよ!というものをリストアップしました。
かご落ちとは
ネットショップのショッピングカートに商品を入れたものの、購入手続きをせずに、あるいは購入手続きの途中で離脱することを「かご落ち」といいます。6~7割程度のユーザーがかご落ちをしているともいわれ、原因として送料が高い、希望の決済方法がない、会員登録するのが面倒、個人情報を入力する不安、などがあげられています。
2024年時点で主に利用されている、ネットショップの決済方法は以下の通りです。
ここにある決済方法で、顧客の希望の決済方法の9割9分カバーできるると思いますので、まだ不足している場合、早急に導入することをお勧めします。
これから始める店長さんは、迷わずに以下のものを導入すればOKです。基礎的な知識を知っておくことで、導入時のトラブルや、運用時の混乱を避けられると思います。
2024年度版 ネットショップで主流の決済方法
クレジットカード
購入手続き後、すぐに決済を完了でき、24時間いつでも利用可能。決済時に与信が完了するため、出荷までのリードタイムが短く済む。代金未回収のリスクが少ない。デメリットとして、決済手数料は店舗負担であること、チャージバックが発生する可能性があることと、クレジットカード保有者が限られること等が挙げられる。
代金引換
郵便局や宅配業者が、購入者に商品を配達する際に料金を徴収する決済方法。購入者はオンラインでカード情報を入れたり、振り込んだりする手間がなく、商品が届いてから支払うので安心感がある。店舗は代金未回収のリスクが少なく、決済手数料は購入者負担であることが多いため、コストを抑えることができる。デメリットとして、一定の割合で受け取り拒否が発生することが挙げられる。また、注文者と受取人が異なるギフト配送には利用できないという制限もある。
銀行振込(前払い)
商品代金を直接店舗の指定口座に振り込んでもらう決済方法のため、決済手数料は購入者負担で、代金未回収のリスクがない(リスクゼロ)。デメリットとして、入金確認後の出荷になるため、出荷までのリードタイムが長くなり、入金の消込作業も必要になる。
後払い
先に商品を発送し、購入者は商品を確認したあとに支払うことができるため、店舗にとっては購入者に安心感を与えることができ、購入者も安心して利用することができる。後払いの仕組みを自社で用意している企業もあるが、ネットショップでは後払い決済代行会社を利用する場合が多い。後払い決済代行会社は、店舗から債権を譲受し、代金の回収を店舗の代わりに行う。店舗は商品到着を確認後に債権を譲渡、代金回収前に商品代金を立替えて振り込んでもらえるため、代金未回収のリスクがない。デメリットとして、決済手数料がかかる他、払込票を同封する手間がかかることがあげられる。
コンビニ払い(先払い)
コンビニ支払いとは、文字通りコンビニエンスストアで決済する方法で、商品を購入した後、メールで決済の受付番号が送られ、その番号をコンビニにある専用端末(ロッピー、ファミポートなど)に入力、払込票が発券され、レジにて商品代金を支払う仕組み。ユーザーはコンビニが開いている時間であればどこでも支払うことができ、カードや銀行口座を持ってなくても利用できる。店舗側にとっては未払いやキャンセルのリスクが高く、先払いを条件にしているところがほとんどである。先払いのため回収できないリスクはないが、導入しない場合もある。
キャリア決済
携帯電話会社の電話料金徴収システムを利用する決済方法(キャリア公式決済)となる。購入者は、月々の携帯料金と一緒に商品代金を支払う。キャリアごとに3サービスがあり、日本ではドコモの「ドコモ ケータイ払い」auの「まとめてau払い」ソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」がある。携帯電話を利用していれば、クレジットカードを所有できない若年層でも即時支払いが可能なため、一気に普及が進んだ。デメリットとして、利用上限額が小さい事が挙げられる。
電子マネー決済(スマホ決済・ID決済)
電子マネーには、WebMoney、SUICA、Edyなどがある。これらはプリペイド方式になり、あらかじめ電子マネーを購入する(チャージ)しておき、利用可能店舗でチップを読み取るだけで決済が完了する。スマホ決済・ID決済は、QRコードを機械で読み取り、決済する方法で、決済サービスのアプリをダウンロードし、自分のクレジットカードや銀行口座に紐づけて支払う方法。PayPayやLINEpay、楽天ペイが挙げられる。いずれも現金を持ち歩かずにスマホだけで決済できる。ポイントも貯まるので、急速に普及が進んだ。店舗にとっては決済手数料がかかるが、幅広い層を取り込めることがメリットである。
まとめ
以上が現在主流となっているネットショップの決済方法です。
自分だったら・・・と考えずに、できるだけ多くの選択肢をユーザーに提供することです。
クレジットカードのない人、カード情報に抵抗がある人、電子マネーでポイントを貯めたい人、銀行振り込みしか使ったことがない人、様々なユーザーがいらっしゃいます。
ブランドが確立してない開業したばかりのネットショップなら、なおさらです。たくさんの決済方法をそろえることで安心感にもつながります。
代金引換の使えない電子コンテンツ販売など、例外はありますが、物販であれば、上記すべての決済方法を導入しておいて損はありません。


