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ネットショップ集客の基礎知識 【ECモール編】

ネットショップの集客方法は、自社サイトとECモールで大きく異なります。

様々な集客方法を知り、まだネットショップを初めてないのであれば、事業計画に組み込むことをおすすめします。

どちらかに既に出店しているのであれば、もう一方の知識を得ることは今後の運営に役立つはずです。

本記事ではECモールの集客方法について解説します。

ECモールの集客

基本的にモールが用意した広告を利用して集客を行います。

モールの外から(例えば検索広告)集客することは出来ますが、コンバージョンタグが設置できないので、広告の効果測定が出来ないのでやるべきではないです。

ECモールが用意した広告を使って集客を行いますので、広告料はモールに支払います。

広告競合は同じモールに出店している店舗のみです。

ECモールの広告の種類は、主なものでECモール内検索広告、ECモール内バナー広告、クーポン広告、メルマガ広告等が挙げられ、大きく分けてクリック課金型とインプレッション課金型に分類できます。

早速、ECモールの広告にはどのようなものがあるのか紹介していきます。

クリック課金型広告

クリック課金広告は、クリックされると費用が発生する広告です。ECモール内検索広告が該当します。

主にECモール内の検索結果に表示され、クリック単価を1円から入札できますが、入札金額によって掲載順位が変わります。クリック単価が高ければ高いほど、上位に表示され、ユーザーの目に止まりやすくなります。

インプレッション課金型広告に比べると、比較的取り組みやすい広告ですが、競合店舗が多いジャンルですと、年々クリック単価が高騰しているのが現状です。

インプレッション課金型広告

インプレッション課金広告は、一定のインプレッション(ユーザーに広告を表示させる)数に対して課金する広告です。ECモール内バナー広告が該当します。

店舗はECモールが用意した枠を購入するという形になります。集客が見込める場所(例えばモールのトップページ)などは非常に高額で、一度購入したら、掲載が完了するまで止めることができません。

そのため、綿密な商品設計と顧客導線を確保してから広告を購入しなければなりません。テストが出来ませんのでほとんど博打です。

例えば、2週間で10万インプレッションの枠を5万円で購入したりします。クリック率が1%だとして、クリック数は1000、クリック単価は50円になります。

100,000(インプレッション) ✕ 0.01(クリック率) = 1,000クリック
50,000(広告金額) ÷ 1,000(クリック) = 50円


インプレッション課金型広告は、まず、安い枠から買って、広告のクリエイティブと、LPの改善を繰り返して慣れていきましょう。

その他のECモール内広告

その他には、メルマガ広告や、モール内クーポン、自然検索結果を操作できる成果報酬型の広告もあります。

純粋な広告とは言えないかもしれませんが、モール内のプロモーションとして活用していくほうが良いでしょう。

クーポン

クーポンは利用された際に費用が発生するものですが、ユーザーが取得した(発行した)だけでも費用が発生するので注意が必要です。

クーポンの原資は店舗負担が原則ですが、まれにモール負担のクーポンが発行される場合があります。クーポンの利点としてはCVRが向上しやすいということです。

メルマガ広告

メルマガ広告は、2010年代は盛んに行われていましたが、現在では廃れてきています。

クリック率が低いことに加え、メール自体の開封率が落ちたことが原因です。配信数も少なくなっています。

顧客情報(メールアドレス、カード情報等)の持ち出しは基本的にどこのECモールも不可です。
モール外への誘導は(Yahooショッピングを除き不可、あるいは厳しい審査があります)

成果報酬型の広告

自然検索結果を操作する成果報酬型の広告(Yahoo!ショッピングのPRオプション)は、商品が売れたらモール側に成果報酬をを支払います。

成果報酬は商品代金の1~30%の間で割合を設定できますが、当然割合が高いもの(Yahoo!側に支払う額が多い商品)ほど、検索結果の上位に表示されます。

購入されなければ報酬は発生しないため、クリック課金型やインプレッション課金型より優れているのでは?と思う方もいるかも知れませんが、掲載順位を保証しているわけではないので、たちが悪い広告です。

確かにインプレッションが上がる効果はあるが、自然検索結果の計算ロジックには広告以外の要素もあり、成果報酬の割合をMAX30%まであげたとしても、想定したキーワードで上位に表示されるとは限らないのです。

また、モール外から集客したとしても、商品が売れたら成果報酬を支払わなければいけません。取り扱いには注意が必要です。

ソーシャルメディア

他にはECモールが推奨するソーシャルメディアを使って、集客する方法があります。

楽天市場であれば「店長ブログ」、Yahoo!ショッピングであれば「LINE」等です。

これらを運用する人的リソースがあれば、活用すべきでしょう。

まとめ

いずれのECモール内広告も、ECコンサルタントを上手に活用して、運用方法を教えてもらうとよいです。

マニュアルに書いてないこと、例えば競合店舗の入札価格の目安ですとか、過去に効果があった広告クリエイティブ例などを教えてくれることがあります。

自社の取扱商材に適した広告というものもあります。例えば、型番商品であれば検索広告やクーポン施策のほうが利益を計算しやすいでしょう。

オリジナルの非型番商材であれば、バナー広告のやメルマガ広告で勝負できます。

ECモールは、「モノを買いたい人が集まる場所」です。

広告をかけなくても、ある程度は売上が立つ可能性はあります。

1年後にどのくらいの売上を目指すのか目標を設定し、商品開発やサービス開発に加えて、広告を戦略に組み込んでいくことをおすすめします。

この記事を書いた人
ブーブー(BooBoo)

2003年にネットショップを始め、以来ずっとEC専業の事業会社を経営しています。2023年には創業20年になりました。2014年にWebサービスの会社を立ち上げて役員を9期務め、2024年には、ECのコンサルティングを行う会社を新たに設立して代表に就任。これまで一貫してウェブ畑を歩いてきました。ニックネームは大好きな小説の登場人物から。

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