ネットショップの売り上げを上げるには、売上=アクセス数×転換率×客単価という方程式を理解することが重要です。
アクセス数、転換率、客単価のうち、まずは転換率を上げましょうということはすでに説明しました。
転換率をある程度まであげることができたら、次はアクセスを増やしていくことで、アクセスが増えた分だけ売上が上がるという好循環が生まれます。
お金をかけずにアクセスアップ
ネットショップの売り上げを上げるためには、いくつかの手法があります。
例えば、SEOを最適化して検索エンジンでの表示を改善したり、ソーシャルメディアでのプロモーションを強化したりすることが挙げられます。
また、広告を打つのも効果的です。お金をかければかけるほどアクセスを集めることができます。
とはいえ、初めてネットショップをやるのであれば、なかなか広告にお金を使うのはハードルが高いのではないでしょうか。
あなたがもし、モールに出店するのではなく、自社サイトでネットショップを始めることを選択したのであれば、アクセスアップのために、避けては通れないのがSEO最適化です。
SEO最適化を内製化して、それに成功すれば、お金をかけずに、消費者を自社サイトに呼び込むことができます。
SEO最適化とは
SEO(Search Engine Optimization)最適化は、ウェブサイトやウェブページを検索エンジンの検索結果で上位に表示させるための取り組みです。これにより、より多くの潜在的な顧客がウェブサイトにアクセスし、売り上げを増やすことができます。
検索エンジンは、日本ではGoogleのシェアが圧倒的です。
Googleの検索エンジンアルゴリズムは公表されていないので、初めての人は、SEOと言われても具体的に何をすればいいのかわからないのではないでしょうか。
しかしながら、Googleの立場になってみれば、「検索したユーザーの意図に最も沿ったウェブサイトが上位に表示される」ということは想像がつくはずです。
例えば、あなたが冷蔵庫を買い替えたくて冷蔵庫の情報を調べる時、Googleで【冷蔵庫】と検索するでしょう。
その時に【冷蔵庫】を羅列した意味のないサイトが検索結果の上位に表示されたらどう思いますか?
笑い話のような話ですが、過去に(2000年代だったと思います)、意味のないキーワードを、Googleの検索結果に表示させ、その順位を競うSEOコンテストが行われた事がありました。
確かキーワードは【ゴッゴル】(笑)
当時ゴッゴルと検索すると、ページタイトルもコンテンツもゴッゴルで埋め尽くされたページが上位表示された記憶があります。
ゴッゴル!ゴッゴル!みたいな(笑)
話を戻すと、冷蔵庫と検索して冷蔵庫!冷蔵庫!と連呼した意味のないサイトが上位表示を独占したら、ユーザーは目的を達成できないばかりか、Googleを使わなくなるでしょう。
ですから、Googleは小手先でキーワードを連呼しただけのサイト、コンテンツがないサイト、タイトルとコンテンツがマッチしないサイト、そういったサイトを評価しません。
反対に冷蔵庫について詳細に、歴史から始まり、メーカーと商品についてレビューしたサイトであれば、Google はきちんとそのサイトを評価します。
冷蔵庫のネットショップであれば、なにもトップページだけにアクセスを集めなくても良いわけです。
冷蔵庫についての詳しいコンテンツを作り、そこから冷蔵庫の商品ページに誘導すれば、冷蔵庫を買い替えたくで情報を探していたお客さんは、そのまま冷蔵庫を探し始めるでしょう。
実際に、僕の運営しているネットショップは、ブランド物の輸入雑貨を扱っているのですが、広告経由以外のアクセスが一番多いページは、「修理について」書かれたページです。トップページでも商品ページでもありません。
修理についてのページから、修理中の代替商品を提案したところ、転換率は上がりました。
まとめますと、冷蔵庫というキーワードで、上位表示させたかったら、冷蔵庫について役立つ情報を入れた有益なページを作って下さい。
有益なページをGoogleは必ず評価します。
具体的なSEO最適化の手法
そのうえで、有益なページっくりの参考になるように、具体的なSEOの手法を紹介してこの章を終わりにしたいと思います。
1. キーワードの適切な使用
検索される可能性の高いキーワードを含むコンテンツを作成しましょう。キーワードの羅列はもってのほかです。無理してキーワードを入れようとしなくても大丈夫です。適切にキーワードが含まれたサイトであれば、検索エンジンがウェブサイトを関連性の高いものとして認識しやすくなります。
2. メタタグの最適化
ページのタイトルやメタディスクリプションを適切に設定し、検索エンジンがページの内容を理解しやすくしましょう。
タイトルとは、ページのタイトルで、検索結果に太字で表示される部分です。タイトルにキーワードが含まれていないサイトは検索結果に出てくることはありません。
メタディスクリプションは、そのページにどんなコンテンツが書かれているのか説明する部分です。ページのコンテンツを短く要約して記載するようにして下さい。
3. サイトの速度最適化
ページの読み込み速度を向上させることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、検索エンジンからの評価を向上させることができます。
これはGoogleのガイドラインにも載っている内容で、Googleはページの読み込み速度を、評価対象にしています。
読み込み速度を速くするには、サーバーキャッシュを利用したり、サーバのスペックを上げたりするのが効果的です。
4. モバイルフレンドリーな設計
モバイルデバイスにも適したレスポンシブデザインを採用することで、モバイル検索におけるランキングを向上させます。
これもGoogleのガイドラインに記載されています。今やスマートフォンでのアクセスがPCからのアクセスを大幅に上回る時代になっています。
5. 通信の暗号化
SSLでサイトの安全性を高めましょう。
SSL(Secure Sockets Layer)は、ウェブサイトとユーザーのブラウザ間でのデータの安全な送受信を確保するための暗号化プロトコルです。SSLを使用すると、情報が第三者に傍受されるのを防ぎ、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護します。
暗号化されていないサイトはGoogleから低い評価をうけてしまいます。
いかがでしょうか。
どれも割とかんたんに行う事ができるのではないかなと思います。
もし、難しいようであれば、専門のSEO業者に頼んでもいいかもしれません。
以上です。
それでは楽しいネットショップ運営を!



