ストアのプレミアム統計で売れているものを調べる
ストアパフォーマンスを上げるための具体的な目標は設定できたでしょうか?
注文件数800件/月ですと、一日あたり約27件の注文数が必要になります。
自店舗で扱っている商品で、一日27件の注文を獲得できる見込みのある、あるいは潜在力がある、他モールで実績がある、という商品はありますでしょうか?
あれば、優良ストア判定対象の売上規模を満たすことはそれほど難しくはないです。
ですが、おそらく殆どの店舗はないのではないでしょうか。あればYahoo!ショッピングは優良店だらけになってしまいますからね。
まず、この売上規模というハードルをクリアするために、プロモーションパッケージに申し込んだ店舗が利用できる「プレミアム統計」を使って、Yahoo!ショッピングで今何が売れているのか?を調べましょう。
プロモーションパッケージを申し込んでない店舗は申し込んでください。Yahoo!ショッピングは出店料無料とはいえ、PRオプションやプロモーションパッケージなどで費用がかかります。結局ランニングコストは楽天など他のモールと大差ないと考えたほうがよいでしょう。
具体的なやり方を説明します。
プレミアム統計 > 検索流入レポート

人気キーワードとして、自店舗で扱う商品が出てきたらラッキーです。Yahoo!ショッピングで最も人気のあるキーワードの商品を扱っているのですから、その商品をフック商品として、自店舗にユーザーを誘導する戦略を採用することが出来ます。
この画面に自店舗で扱う商材のキーワードが表示されてなかったら、自店舗が扱う商材のカテゴリまで下っていきます。例えば自店舗がスニーカーを扱う店舗だとしたら、
ファッション > メンズファッション > シューズ > スニーカー

すると、人気キーワードが視覚的に表示されます。ランキング形式で表示され、「ニューバランス」「スニーカー メンズ」「スタンスミス」といったキーワードが出てきます。

それぞれ、「経由流通金額」「経由注文数」を確認し、優良店判定対象となる売上規模を上回りそうならば、そのキーワードで流入する商品を自店舗に誘導するための戦略的商品とします。
もし1商品で難しければ上位2、3キーワードで用意します。
この場合でしたら、ニューバランスのスニーカーと、adidasのスタンスミスのスニーカーを、自店舗に誘導させ、注文件数を稼ぐための戦略商品とします。(十分な在庫が用意できるかも確認してください。すぐに売り切れてしまう商品は戦略商品にはなりえません。)
この時点で自店舗に有望な商品がないようでしたら、優良店の認定を受けることは難しいと思います。品揃えやコンセプトから練り直しになってしまうからです。
ここにYahoo!ショッピング攻略の難しさがあります。
戦略商品を売れる商品にする
戦略商品を用意したら、それを確実に売れる商品にしなければなりません。
なお、この段階では検索順位は重要ではありません。重要なことは、競合他社と比較して競争力のある商品にするということです。
手っ取り早いのは安売りです。広告費だと割り切って、赤字にならないギリギリの価格で注文件数と、取扱高を稼ぐ戦略です。
スニーカーのような型番商品の場合は、価格以外のサービスで差別化するのが難しいです。非型番商品でしたら利益の出る価格設定でも競争力のある商品にすることは可能です。
差別化について詳しくは以下の記事にも書いてありますので、参考にしてください。
型番商品と非型番商品の違いについては以下の記事を参考にしてください。
競争力のある戦略商品(フック商品)が用意できたら、戦略商品ページに注文単価を上げる仕掛けを盛り込んでください。
いわゆる、クロスセル、アップセルと呼ばれる手法です。
クロスセルとは
購入を検討する商品やサービスに関連するアイテムを提案する営業手法です。例えば、飲食店で飲み物やおつまみを薦める、革製品の購入時にクリーナーやブラシを提案するなどがクロスセルの具体例です。
スニーカーでしたら、クリーナーや滑り止めの商品ページへのリンクを貼っておくとよいでしょう。
その商品の特集ページを用意するのも効果的です。それによってページの回遊性が高まり、戦略商品以外のページからコンバージョンが発生する可能性が高くなります。




