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Yahoo!ショッピングで最速で売上を上げる方法 

Yahooショッピングで売上がなかなか上がらない、出品カテゴリの検索結果に自店舗の商品が表示されない、そんな店舗さんは必見の内容になっています。

KPIは「ストアパフォーマンス」

まず、Yahoo!ショッピングの売上を上げていくうえで、重要になるKPIとして意識してほしいのが「ストアパフォーマンス」です。 

Yahoo!ショッピングの検索ロジックは変化しています。数年前まで有効であったSEO対策が有効でなくなったりしています。 

Yahoo!ショッピングのSEOに関しては非常に多くのサイトが解説をしておりますが、あくまでもSEOという部分のみにフォーカスしていて、売上を上げる方法という部分にはフォーカスしていません。 

例えば「商品タイトルには最初にキーワードも持ってくる」「禁止文字は入れない」「キャッチコピーにもキーワードを含める」といったテクニカルな内容ばかりだと思います。商品タイトルのガイドラインなどはYahoo!ショッピングの出店者向けのヘルプにも出ていますし、SEOの基本的なところはそこまで大きく変わりません。 

Yahoo!ショッピングのSEO対策は基本的なところを抑えておけば大丈夫です。 

それよりも重視してほしいのは前述した「ストアパフォーマンス」です。 

このストアパフォーマンスがSEOにも大きく影響してきます。Yahoo!ショッピングでストアパフォーマンスを上げることによって、売上も上がるということです。 

ストアパフォーマンスを上げる 

Yahoo!ショッピングでは、ストアパフォーマンスについて、こう説明しています。 

「ストアパフォーマンス」とは、商品登録から販売、配送、お客様対応といった、ストアの一連の販売活動の状態を可視化した各種指標を確認できるの機能の一つです。 指標は全部で29項目あり、各指標ごとに基準値(閾値)があります。 
基準となる値を超えると1点がつき、その点数の合計を総合評価と呼びます。 また、29項目のうち、「ストアレビュー」や「出荷の速さ」、「(問い合わせ対応)回答の早さ」など、顧客対応にかかわる項目を「優良ストア評価項目」と呼びます。 

Yahoo!ショッピング 店舗マニュアルより

1.総合評価を上げることで売上UPにつながる 

ストアパフォーマンスの総合評価が高いストアほど売上が高い傾向があります(左図参照)。 
総合評価を上げることにより、売上の最大化につながります。 
ストアパフォーマンスの定期的な確認で運営状況を把握し、どこに課題があるのかを発見、改善のためのサイクルを回してください。 

2.優良ストアになることで様々な特典が受けられる 

ストアパフォーマンスの基準を一定水準満たしたご出店様は「優良ストア」と認定されます。優良ストアと認定されることで検索結果の露出アップや、優良ストアのバッジがつくなど様々な特典が受けられます。 

Yahoo!ショッピング 店舗マニュアルより

Yahoo!ショッピングが公式に表明しているとおり、SEOなどの部分最適を繰り返すよりも、ストアパフォーマンスをKPIにしたほうが売上が伸びます。 

このあまりにも単純でまっとうな理由を差し置いて、SEOに走らないようにしてください。 

具体的に何を行えばよいかは、Yahoo!ショッピングの出店者向けヘルプに詳しく書いてあります。 

総合評価 上げていく項目 
0~1点 の場合 プロダクトカテゴリ設定率 
商品画像設定率 
シナリオメールクリック率 
2点~4点 の場合 JANコード設定率 
ブランドコード設定率 
商品スペック設定率 
バリエーション画像設定率 
5~7点 の場合 ポイント利用率 
クーポン利用率 
値引き注文率 
8点~ の場合 ストアニュースレタークリック率
ストアニュースレター実行頻度  
「優良ストア評価」判定項目
[参考]ストアパフォーマンス改善の順序  Yahoo!ショッピング店舗マニュアルより

まずは、売上を上げる下準備として、ストアパフォーマンスをあげていくことに全力を上げてください。 

優良ストアの認定を受ける事ができれば、SEO対策は末節のテクニックに過ぎないほど、検索結果のアルゴリズムに対して有利に働きます。 

上図のストアパフォーマンス改善の順序どおりにすすめていけば、創業評価9点ぐらいまでは出店したての店舗でも上げることが出来ますが、優良ストアの認定に必要な点数は創業評価点数が12点以上です。 

この12点を得ることが出店したての店舗には非常に難しいのです。 

優良ストアの判定条件 

Yahoo!ショッピングの優良ストアの判定条件は、優良ストア評価項目を上げる必要がありますが、優良ストア評価項目は「売上規模」の閾値を上回らなければ、評価対象にならないのです。 

評価対象になる閾値は、過去90日の注文件数が600件以上、12,000,000円以上の売上が必要になります。 

ただし、注文件数の条件を満たさない場合、取扱高が12,000,000円以上かつ注文件数250件を満たしていれば評価対象になるとのことです。 

注文件数が600件の場合、注文単価が20,000円です。250件の場合は、注文単価48,000円です。これは多くの店舗にとって現実的に厳しい数字ではないでしょうか。 

自店舗の平均注文単価が8,000円だとして、取扱高が12,000,000円ですので、注文件数は1,500件必要になります。 

2024年3月のプレミアム統計では、Yahoo!ショッピング全体の客単価は5,556円です。その場合優良ストア評価対象にするためには2,160件の注文件数が必要です。 

仮に平均注文単価が5,000円だとして、

  • 注文件数:800件/月 
  • 取扱高:400万円/月 

このあたりが現実的な目標になるでしょう。 

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