ネットショップを開業するにあたって、最低限必要なものってなんだと思いますか?
すぐに思い浮かぶのはそうです。パソコン。スマートフォンだけではネットショップを運営するのはちょっと厳しいです。(出来ないことはありませんが)
とはいえ、スマートフォンもネットショップを運営するに当たり必須となります。
ちなみに、スマートフォンは商品ページのスマホ表示の確認や、アプリのデバッグ、管理画面ログイン時の2段階認証に使います。
最近では管理画面にログインするのに2段階認証を必要とするところが増えてきました。2段階認証は電話、メール、SMS(ショートメール)がありますが、Yahoo! JAPAN IDや、Amazonセラーセントラルの2段階認証に推奨されているのは、スマートフォンのSMSです。
ネットショップの形態にもよりますが、僕が最低限これだけは必要だ!という「ネットショップ開業資機材リスト」を作ってみましたので、興味のある方は以下お付き合いください。
ネットショップ開業に必要最小限の資機材
ゼロからネットショップを開業する方が、必要最小限のイニシャルコストで、どんな出店形態でも対応できる、という条件で「ネットショップ開業資機材リスト」を作りたいと思います。
※インターネット回線と、スマートフォンを保有してない方は少ないと思うので、これらはすでにあるものとして、リストから除外します。
ネットショップ開業資機材リスト
- パソコン
- プリンター
たったこれだけでした(笑)
嘘だろと思われるかもしれませんが、本当にこれだけでいけます。
いや、梱包資材や撮影機材も必要だろ!とおっしゃる方もいると思いますが、梱包資材などは、変動費なのでイニシャルコストには含めませんでした。自社(自倉庫、自宅)から商品を発送するのであれば、どうしても必要になりますが、物流倉庫などに出荷をアウトソースすれば、不要です。
また、僕はおすすめしませんが、いわゆる「無在庫販売」の形態でしたら、仕入れた商品が届いたときの荷姿のまま、配送伝票を張り替えるだけですので、梱包資材は不要です。
撮影機材も迷いました。物販でしたら、商品写真の撮影のためにカメラが必要になりますが、商品撮影はスマートフォンのカメラでも出来ないことはないです。今はスマホのカメラの性能も上がっておりますし、物撮りでもスマホできれいに撮影することが出来ます。パソコンに取り込むことさえ出来ればOKですので、高価な撮影機材は、最初から揃える必要はない、と判断しました。
プリンターをイニシャルコストに含めたのは、インボイスや、納品書や伝票を印刷する必要があるためです。
あとは、資機材とは別に「開業届」や「法人設立」にかかる費用、監査を会計士に依頼する費用、ECモールの出店費用、あるいは自社サイトの構築費用が、イニシャルコストとしてかかりますが、資機材としては「パソコン」と「プリンター」のみです。
既に法人や個人事業主として営業されている方ならば、新たに必要になる資機材はない。と断言できます。
実際、20年前に副業から始めたネットショップで、僕がネットショップ開業のために用意した資機材は、「一眼レフカメラ」と「三脚」と「CF(コンパクトフラッシュ)カード」だけでした。
当時はスマートフォンが普及しておりませんでしたので、商品写真はデジカメ一択でした。
まずは始めてみよう!
あまりにも低いイニシャルコストに僕自身、驚いてます(笑)
出店形態さえ選ばなければ、実はパソコンすら不要なんじゃないかと思ってます。
例えば、メルカリに出店する際は、スマホだけで完結しますし、BASEやSTORESといった無料ネットショップが作れるプラットフォームも、スマホで店舗の構築が可能です。
そうなると、必要なのはプリンターだけ。
もうネットショップ始めるしかないですね!
始めてから必要なものを揃えれば良い
とはいえ、ネットショップを成功に導くためには(成功の定義は様々だと思いますが)、流石にプリンターだけでは難しいです。
(お小遣い稼ぎレベルであれば、プリンターだけでいけますよ!)
ネットショップを成功に導き、市場で生き残っていく、そういうストーリーを思い描いている方は、是非本サイトの「ネットショップ運営のノウハウ」を最初から読んでください。
手前味噌ですが、20年ECを運用している僕の、売上が0から3億円までの経験がぎっしり詰まっています。
EC向けコンサルタントや、HP制作会社、ネット広告代理店が、顧客獲得のために発信する情報とは全く異なる、ネットショップの現場を知る、現役の店長が、生きた情報です。
近い内に、ネットショップ開業に必要な最小限の資機材リストではなくて、
「これだけあればネットショップが効率的に運用できる資機材リスト」
を作って、記事にしたいと思います!