PR

ネットショップ店長に必要なパソコンスペックはこれだ!【2024年度版】

ネットショップの店長が使うパソコンに必要なスペックは?

ネットショップの仕事は、当然ですがパソコンを使った作業がメインになります。

店舗で接客するわけではありません。ネットショップですからね。

僕の場合は、ほぼ一日中パソコンの前に座っていると言っても過言ではありません。

パソコンスペックが低いと、それだけで生産性が落ちます。

例えば、パソコンの電源を入れて、デスクトップ画面を表示させるのに3分かかっていたら、パソコンを立ち上げる作業だけで、1週間に15分、1ヶ月では1時間、一年ですと、12時間を無駄にしている計算になります。(週休2日の場合)

そんなわけで、パソコンのスペックは高ければ高いほど良いわけですが、大規模なデータ処理や解析、高度なグラフィックレンダリング、複雑な3Dモデリングやシミュレーション、またはリアルタイムのビデオ編集など、そんなことをネットショップの店長がするわけではありませんので、ワークステーションではなく、パソコンで十分です。

また、3Dゲームを何時間もプレイすることもないので、いわゆるゲーミングPCのような高性能のグラフィックカードも不要です。

ネットショップのPC作業

ネットショップの仕事でパソコンに負荷がかかる作業といえば、商品写真の編集があげられます。

編集する対象の画像ファイルの容量が大きいほどメモリが必要になり、複雑なフィルター効果を適用させたりする作業はCPUに負荷がかかります。

また、MicrosoftのOffice製品もそれなりのパソコンスペックが必要です。

ネットショップで頻度の高い作業は、CSVファイルの編集です。CSVファイルは一般的にMicrosoft Officeのエクセルで作業したりします。

ECモールでは商品データをCSVでダウンロードしたり、逆にアップロードして、商品情報を更新したり追加したりします。

商品数が数十であれば良いのですが、数千になるとCSVファイルの大きさも数十MBを超えてきますので、非力なパソコンでは下手すると開くことさえできません。

他にも、ネットショップの仕事はマルチタスクが多いです。

ブラウザのタブに運営するサイトと、その管理画面を立ち上げておき、受注処理ソフトウェアとの間で行ったり来たりして受注処理作業をしたり、画像編集しながらテキストエディタでHTMLを書いたりします。

このような複数のアプリケーションを同時に実行させるようなマルチタスクには大きなメモリが必要です。

ネットショップの一般的な仕事に必要なパソコンスペックの目安

ネットショップの運営に必要なMicrosoft Office製品や、画像編集ソフトなどを快適に使える、パソコンスペックの目安をまとめてみました。

メモリ

WindowsなどのOSが要求するメモリの容量も時代が進むに連れて大きくなってきています。例えばWindows11では4GBがシステム要件ですが、快適に使用するとなると、最低8GB、できれば16GBは欲しいところです。32GBあれば困ることはないでしょう。

最低8GB、16GB以上推奨

CPU

ネットショップにありがちなマルチタスクをこなすのに、マルチコア性能を持つCPUを選択することで作業のの効率化を図ることができます。

Intel Core i5シリーズ以上、AMD Ryzen 5シリーズ 以上

ストレージ

SSD(Solid State Drive)をおすすめします。読み込み/書き込みの速さが従来のHDD(Hard Disk Drive)とは段違いです。CPUやメモリが高性能でもストレージの読み込み/書き込み速度が遅いと、ストレージがボトルネックになってしまいます。

SSD 500GB以上推奨

グラフィックボード

グラフィックボード(GPU)はなくても(統合型、オンボードGPUでも)問題ありませんが、あったほうが画像編集や動画編集をストレスなく行えます。

NVIDIA GeForce GTXシリーズまたはAMD Radeon RXシリーズ

僕のパソコンスペックはこんな感じです。

CPU Intel(R) Core(TM) i7-8700
メモリ32GB
ストレージSSD 512GB
グラフィックボードNVIDIA GeForce GTX 1650

このスペックならネットショップの仕事はストレスなく行えます。

ネットショップ店長におすすめのパソコン

メーカー製のPCで、上記のスペックをクリアしていればどれを選んでも構いませんが、値段は安いに越したことはないわけで(笑)

そんなわけでおすすめはBTOパソコンです。

BTOパソコンとは

BTO(Build-To-Order)パソコンとは、顧客のニーズや要求に合わせて、カスタマイズされたパソコンを製造販売する形態です。つまり、顧客が必要とするスペックや機能を選択し、それに基づいてパソコンが組み立てられるのです。BTOパソコンは、一般的な市販のパソコンと比較して、より個々のニーズに合わせたパフォーマンスや機能を提供することができ、コストパフォーマンスも優れている場合が多いです。

BTOパソコンメーカー

どのBTOパソコンメーカーを選んでも良いと思います。ちなみに僕の会社にはDell製のパソコンとドスパラ製のBTOパソコンだらけです。僕が使っているのはドスパラのBTOパソコン。

Dellはセキュリティソフトやバックアップソフトなど、必要なものは大抵インストールされているので、初心者はこちらを選べばいいと思います。

ドスパラは必要最小限の構成で作れます。パソコンスペックを理解しているならドスパラがおすすめ。

FRONTIERもBTOパソコン業界では有名ですね。

XENOVAはゲーミングパソコンに強いBTOパソコンショップです。

FRONTIER
XENOVA
Dell Technologies
ドスパラ

おすすめのパソコン

BTOパソコンとか選べないし、選ぶのめんどくせーよ!って店長さんは、こちらをお勧めしておきます(笑)この辺りを買っておけば5年程度は現役バリバリで活躍してくれるでしょう。

その他にネットショップの作業効率を高める周辺機器

デュアルモニター

片方のディスプレイでブラウザを立ち上げて確認しながら、もう片方のディスプレイで作業用のアプリケーションを表示させて作業出来ます。ウィンドウを切り替える手間がなくとても便利です。

AmazonでPCモニター24型を探す

外付けSSD

何年もネットショップを運営していると、大量の画像ファイルを管理しなければならなくなります。パソコンに搭載しているストレージでは、すぐに容量が足りなくなります。外付けSSDを保存用として用意しておくと便利です。クラウドストレージと同期しておけばさらに便利。

Amazonで外付けSSDを探す

マウス

ノート型パソコンの場合はマウスがあるのないとでは、作業効率が全く異なります。あったほうが断然良いです。有線マウスより無線マウスがおすすめです。

Amazonで無線マウスを探す

テンキーボード

ノート型パソコンでテンキーがない場合、あったほうがいいです。会計ソフトに金額打ち込む時に、テンキーないと作業効率落ちます。

Amazonでテンキーを探す

ヘッドセット

コロナ禍以降、遠隔でミーティングすることが本当に多くなりました。Zoom で商談することがしばしばありますのであったほうがいいです。ノートPCならあらかじめ搭載されていることが多いですが、デスクトップパソコンはついてないことが多いので、ヘッドセットを1個用意しとくといいと思います。

Amazonでヘッドセットを探す

まとめ

ネットショップのパソコン作業の内容と、その作業を快適に行うことができるパソコンのスペックについて解説しました。

最初は安いものでもいいやって感じでスペックの低いパソコンを買ってしまうと、必ずと言っていいほど買い替えたくなりますから、最初からパソコンについては必要十分なスペックのものをそろえておくべきだと思います。

あと、パソコンは消耗品です。5年以上経ったら買い替えを検討するといいと思います。

この記事を書いた人
ブーブー(BooBoo)

2003年にネットショップを始め、以来ずっとEC専業の事業会社を経営しています。2023年には創業20年になりました。2014年にWebサービスの会社を立ち上げて役員を9期務め、2024年には、ECのコンサルティングを行う会社を新たに設立して代表に就任。これまで一貫してウェブ畑を歩いてきました。ニックネームは大好きな小説の登場人物から。

ブーブー(BooBoo)をフォローする
バックヤード
ブーブー(BooBoo)をフォローする
タイトルとURLをコピーしました